TECHNOLOGIES
高い技術信頼性を実現する設備環境
最新工作機械の導入
刃物から切削液が出せる縦型NCフライス盤、対話式で個別DATAも容易に作成可能なNC複合旋盤等、最新工作機械を定期的に導入しています。
常時21℃に保たれた生産環境
工場全体の空調を通年21℃に保ち、機械及び製作物の熱による膨張・収縮の発生を制限することにより、製品の品質を安定させています。
設備信頼性を常に維持
毎日の点検、資格認定された社内校正員による定期校正、及び年一回のメーカー校正の実施により、機械設備の信頼性を常に保ち続けています。
狙いは常に「0」
TODAのモノづくりの狙いは常に「誤差0」です。パーツ単位での精度誤差を0に近づけることで、最終組立時の精度誤差を最小減に抑えます。また、納品後に改造等のアフターサポートが必要な時は、対象箇所のパーツのみの取替えが可能となります。
「0」狙いの技術とノウハウ
高精度機械加工を実現する設計と加工クランプ技術
高精度機械加工は機械設備だけによって成し遂げられているわけではありません。精度が出しやすく加工のしやすい設計、そして素材の特性を折り込んだ加工クランプにより、切削物のたわみ、そり、ダレ面の発生を防止し、高精度機械加工を実現します。
熱による影響を徹底的に管理
切削加工物は、焼なまし処理を行うことで、材料内部に発生したひずみを除去したのちに機械加工工程へ進みます。また、一次加工後は加工物を一度機械から降ろして、クールダウンさせた後に二次加工を行うことにより、熱膨張による影響を回避します。
現物主義の設計ポリシー
「前回よりもっと良い設計をしたい」という理念の下に製品の設計を行っています。設計者は実際に完成した製品を直接触って仕様・機能の確認を行うことはもちろん、質感、重量感などを肌で感じることをを大切にしています。
また、定期的に社内検証会を開き、更なる設計改善を目指し設計者全員で意見交換を行うことで、より良い製品設計を実現しています。
使いやすさと信頼性を実現する設計
綿密なコミュニケーション
設計担当者がお客様と直接コミュニケーションをすることで、よりきめ細かく使いやすい製品の設計を行っています。設計者が直接対話し、仕様要望を深く理解することで、さらに使いやすくするためのソリューションの提案を行っています。
安全使用を徹底した設計
鋭利な箇所の除去、剛性を維持したままの軽量化、アームに手を挟み込まれないレバーハンドル、水平姿勢で吊り上がる重心の設定など、TODA製品を安全にお使い頂ける設計を行っています。
設計担当者による完成品確認
TODAでは設計担当者による自社チェックシートを使って綿密に確認を行っています。仕様・機能の確認を行うと同時に、設計者は直接に肌で感じることで使い勝手、安全性、重量感を実感し、以降のより良い設計に役立てます。
半世紀以上の経験とノウハウ
職人技術によるモノづくりと進化継承
50年以上にわたり蓄積された技術・ノウハウをもとに、自作の工具や治具を作成し、通常のでは容易に成し遂げられない加工を行っています。
また、培ったの技術・ノウハウは世代を超えて継承され、進化を続けています。工程内グループはベテラン、中堅、新人のスタッフで構成されており、確実にスキル向上ができる仕組みとなっています。また、エキスパートと呼ばれる熟練スタッフを技術指導者として配置し、一緒に作業をすることで技術伝承を促進しています。
高耐久性を維持する表面処理
塗装の剥がれを防止する為、素材にはまずブラスト処理を行い、ベースコートを塗布した後、丁寧に塗装を行います。塗装を行わない箇所には酸化被膜処理、アルマイト処理、パーカー処理、防錆油やプレビン油(金ニス)の塗布を施すことで、防錆及び対候性を高め、より長く信頼性を維持し、快適に使えるように仕上げます。
品質・納期の信頼性を確立する生産管理システム
生産管理システムによる一元管理
生産管理システムを使用し、部品全点の負荷、日程の予実管理を行っています。数千点の部品の工程進捗を一括一元管理することにより、予定納期の順守を確立しています。
保証された製品品質
品質保証には、社内ネットワーク上でオンライン化された製品CAD データを用いて、3次元測定器による比較演算検査を実施することにより、製品保証を行っています。
ISO9001、14001 認証の生産体制
全工程をISO に基づいて徹底管理すると同時に、5S活動を日常習慣として取り入れ、業務の安全確立及びスタッフの意識統一に取り組んでいます。